去年の11月に講習を受けた応急危険度判定士の登録証が送られてきました。
応急危険度判定士とは、
大震災後に二次的災害を防止するために
ボランティアで建築物を調査して倒壊などの危険度を判定する建築士です。
調査後は建物に赤「危険」黄色「要注意」緑「調査済」のステッカーを張ります。
しかし、なんというタイミングで。
今回の東日本大震災でももちろんこの判定が行われている。
あまりニュースになっていないが、「危険」判定の件数は阪神大震災を超えているようだ。
登録証の郵送準備は今回の震災前に行われたのであろう。
震災に触れる内容はいっさいなかった。
同封されている「JUDGEくん」という機関誌には
「迫りくる超巨大地震」として東海・東南海・南海地震の同時発生が取り上げられていた。
なんか、ため息が出てしまうような内容だ。
起きてほしくないけど、もし起こってしまった時には
私の職能で少しでも世の中の為になれば。
吉野純子 建築士 名古屋 設計事務所 注文住宅