長久手にある、雑木林を縫うように福祉施設や幼稚園などが建てられている複合施設です。
ここにある特別養護老人ホームたいようの杜の改修・増築の見学会があったので
参加しました。
集合場所はゴジカラ村内の古民家「ほとぎの家」。
土壁で真壁。雨どいは竹。土間にはおくどさん。
なんだかほっとする空間。
キレイじゃなくて手間がかかって土着した空間は
現代ではかえって贅沢に感じます。
施設概要を設計者である中村勉さんに説明いただき、見学へ。
内外装とも無垢の木を無塗装。
これもゴジカラ村のこだわりだそうです。
設備機器を木格子で隠したり、キッチンも造作で作ってあったり
なるべく既製品を使わない、無機質にならない工夫を随所に施してありました。
施設を施設に終わらせない、
入居者の方の「日常生活」を大切に考えられていると感じました。