今年もよろしくお願いします。
福岡・大宰府天満宮の参道に新しくできたスタバへ行ってきました。
隈研吾さんの設計で
伝統的な木組みを活かした空間が隈さんらしい作品です。
アプローチは路地を入っていくように少し奥行きがあり
トクサを植えて日本的な雰囲気を表現しています。
内部もグレーの無機質な内装に、木組みの素材感が映えます。
天窓からの光が柔らかく入ります。
そして店の奥にも庭があり、大宰府を象徴する梅の木が植えてあります。
客席に近い木組みには、ケガ防止のコーナーカバーをしてありました。
細かい配慮、大事なことです。
小ぶりな建物ですが、この参道に新しい風が吹いているように感じました。
土着した昔ながらの参道のイメージではありませんが
外国からの観光客も多いので(アジア圏からが多いようですが)
今の日本の建築にも触れてもらえるのはいいのではないかなと思います。
また、足を止めて写真を撮っている日本人もたくさんいました。
こうやって建築に少しでも興味をもってもらえるのはうれしいなと思いました。