アートは建築空間に彩りを与え、建築はアートのキャンバスとなる。
大学時代、アーティストである講師の先生が、建築とアートの関係性について講義されていました。建築を学ぶ学生として、建築そのものが持つ美しさや面白さに目が行きがちでしたが、街や建築とともにあるアートが与えてくれる豊かさのようなものを学びました。
博多座がある福岡リバレインのピロティを支える柱。
カラフルなオーダーで彩られています。
「重厚な歴史を持った西洋と東洋の柱を何層にも積み重ねて表現することで
博多が様々な国と交流してきたことを表しています。」
という解説がありました。
大通りから見えない裏手にあるのですが、落ち着いた色合いのビル建築に
かなりのインパクトを与えていました。
8/11から愛知トリエンナーレが始まりました。
三年前に行われた時は、建築の視点を取り入れたものでした。
今回は「創造しながら旅を続ける人間」をテーマに
今回もいろんな場所で面白そうな作品が待っています。
外を歩くにはもう少し涼しくなってからがいいなぁ…と軟弱に思いながら
現代アートからどんな刺激をもらえるだろうかと、わくわくしています。